南部しぼり 紫根染・茜染 取扱店

【 草紫堂 】
岩手県盛岡市紺屋町2-15
南部しぼり 紫根染・茜染を現在に伝える唯一の製造元です。店舗では、販売もしています。
正絹の振袖地、着尺地、名古屋帯地やブックカバー、小銭入れ、バッグ、クッションカバー、のれんなどいろいろ取り揃えております。
また、草紫堂が直接伺う催事でも小物類や正絹の反物などをお買い求めいただけます。

お越しになるのが難しい方は草紫堂公式オンラインショップやふるさと納税サイトでも一部商品ですがお求めいただけます。
草紫堂公式オンラインショップ→https://soshido-shop.stores.jp/
ふるさと納税サイト→https://www.soshido.co.jp/news/202010032309/

【 染と織つぼみ 】
東京都中央区日本橋室町1-11-2 1F
正絹の着尺地、名古屋帯地を常設展示及び販売を行っています。
店主は岩手県出身で草紫堂の長年ファンでいらっしゃいます。
HP→https://www.tsubomi.shop
Instagram→https://www.instagram.com/s.o_tubomi/

ぜひ、お越しくださいませ。

感謝祭 開催中です

今週から始まっている創業90周年感謝祭。
たくさんの方に来ていただき、ありがとうございます。

創業90周年感謝祭特別企画
復刻『紫根染 天馬文・羊文』
昭和三年、盛岡に行幸した昭和天皇がお買い上げいただいたクッションを染額として復刻しました。

小さい写真から型をおこし、絞りも何度も試行錯誤し自画自賛ながら技術力を実感できる作品です。
一年以上かけて作成しました。

 

是非、お店でご覧くださいませ。
店内も感謝祭仕様にしてお待ちしております。

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■ 創業90年 感謝祭
■ 10月 9日(月・祝)~10月21日(土)
※15日(日)は定休日です
■ 9:00〜17:30
■ 草紫堂 岩手県盛岡市紺屋町2-15

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ふっくらした三角を並べた模様と無地を分けた茜染( 渋茜 )の帯地です。

幾何学模様なので季節を問わずお召しいただけます。
さらに、お色はこれからの季節に特に活躍しそうな茶色。

なお、こちらの柄は草紫堂オンラインショップに掲載しておりますが
感謝祭期間中はオンラインショップからご購入いただけませんのでご注意ください。

今年は、紫根染が再注目され着物雑誌に特集が組まれました。
すでに感謝祭への来店のご予約もいただき、多くの方のご来店が予想されます。
来週から始まる感謝祭期間中、お問い合わせの回答などにお時間いただきますこと予めご了承ください。

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創業90年 感謝祭
■ 10月 9日(月・祝)~10月21日(土)
※15日(日)は定休日です
■ 9:00〜17:30
■ 草紫堂 岩手県盛岡市紺屋町2-15

https://www.soshido.co.jp/event/

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本日より開催!

本日より岩手盛岡の老舗百貨店 パルクアベニュー・カワトクにて「もりおか 味と工芸展2023」が始まりました。

盛岡の美味しい食べ物や素晴らしい工芸品を一堂にご覧いただけます。

草紫堂もたくさんの商品をご用意いたしました。

 

 


もりおか 味と工芸展2023
■令和5年9月20日(水)~9月25日(月)
■午前10時~午後7時(最終日は午後5時閉場)
■パルクアベニュー・カワトク 7階催事場 ダイヤモンドホール


紫根染の着尺地

紫地多めの着尺地に辻ケ花の帯を合わせてみました。
コーディネート次第で可愛らしくもクールな装いにもなりそうです。
発表会などで舞台に上がる際にも映える1枚です

模様は、鹿の子絞りと縫い絞りで表しました。二重に鹿の子絞りをしているところは特に難しく、鹿の子の粒が少し大きくなると柄が絞れない、小さくなると柄のまとまりがなくなり貧相な模様になってしまいます。

柄ごとにベストな絞りが出きるように日々研究し、技術を磨いています。

         

青花

普段使っている和裁の道具や化粧品、調味料など
アレが失くなったら困る!というもの皆さんありますか?

草紫堂でも、失くなったら困る小物や道具など沢山あります。
そのひとつに「青花紙(あおばながみ)」という、アオバナという植物の花弁からとった染料が塗り込まれた紙があります。


水に浸けると消える特性を生かして型付け作業の際に使います。

絞りの時には、青花の青い線に沿って縫ったり巻き上げたり…

化学的に青花の特性を再現した化学青花もありますが、草紫堂では天然の青花を使用しています。
なぜかというと、濃度の違いにもよりますが、化学青花だと数ヶ月たつと色が自然に消えてしまうのです。

細かい柄だと絞りだけで一年以上かかり、天然の青花は欠かせないものです。

 

なお、化学青花の登場や着物の生産量の低下などで、大変手間のかかる「アオバナ」の栽培をする農家さんはわずかになっています。